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安全ピンサイクルと免疫について

カイロプラクティックの考え方に「安全ピンサイクル」が

あります。

以前からお伝えしておりますように、カイロプラクティックは

神経に対するアプローチにより身体を本来の力に戻します。

身体と脳がしっかりつながっていればEASE(快適・楽)

つながりに問題があるとDIS-EASE(病気・不調)となる。

これが安全ピンサイクルです。

そのつながりをadjustmentによりDIE-EASEから

EASEにするのがカイロプラクティックです。

ぜひ、今朝から急激に気温がさがり、身体のホメオスタシス(恒常性)

維持に自律神経や脳に負担がかかるこれからの時期に

カイロプラクティックで身体をEASEの状態にすることで

冬を乗り切りましょう。

そこですこし免疫のお話を。

皮膚から喉からウイルスやバクテリアが侵入→まず食細胞無差別に対応。

普段ならこれで終わりなんです、だから我々はいちいち気づきません。

そこで生き残った悪者を次にリンパ球が対応します。

TとBがあり脾臓・扁桃腺(よく腫れますよね)などに貯蔵されてます。

まずB細胞ががんばり、T細胞が手助けします。

T細胞が働くとヒスタミン(よく風邪薬ででてきますよね)が放出され

体温上昇と血管の拡張により炎症が引き起こされる。

これにより更なる物質の放出やT細胞の更なるがんばりそして

老廃物を食べるマクロファージと呼ばれる物質の放出が行われ

ウイルスやバクテリアはどんどん駆逐されていきます。

ヒスタミンを抑えると確かに炎症は抑えられますよね。

でも炎症がないと増援部隊が出てきにくい状況になりますよね。

T細胞は他方でB細胞などが暴走して自分の体を攻撃(自己免疫疾患)しないよう

サプレッサー(ストッパー的)な役割をします。これもちゃんと働いてくれないと

自分の体を攻撃することになり問題ですよね。

免疫に関しては一部をサラッとです。

そこで脊柱や神経とどのように免疫が関係するかです。

脳の中に視床下部や下垂体と呼ばれるものがあります。

青色の部分が下垂体です(オステオパシークラニアルテクニックで

重要となる蝶形骨のトルコ鞍にスポッと入ってます。)

赤色が視床下部です。

視床下部は下垂体と内臓の副腎(腎臓の上にちょこんと載っている臓器)に

黄色の→です。その下のそら豆の形が腎臓です。

神経経路を通して直接この免疫の生化学経路をコントロールしているといわれております。

セロトニン等の化合物は視床下部からのホルモンの分泌を調整する

そのホルモンが自律神経を通じて免疫系の調整も行う。

化合物を分泌する自律神経の分子はリンパ系も直接作用する。

自律神経線維は脾臓・骨髄・リンパ節・胸腺から発生する。

もちろん安全ピンサイクルでお示しした通り逆の流れも。

免疫物質は副腎→下垂体→視床下部へと逆の流れをし

体内で生成されたアヘン誘導体などの影響により身体の状態が

伝えられる。感情と免疫反応をつなぐ化学的な結合として。

ということは、身体の大部分の神経が通っている

背骨に問題があると両方の問題が起こるという事が考えられます。

感情(不機嫌・いらいら)や免疫(体調不良・すぐに風邪などが引きやすい)など

このようなことからも、正しいカイロプラクティックで

心身の調整をしてみませんか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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