自転車選手の症例1

選手からの許諾を頂いたので、何かの参考になるかと思い報告させていただきます。

一般の方向けですので、簡単に。

28歳 自転車実業団選手 自転車歴10年以上

自転車店勤務、作業、PCなど

落車は多数だが骨折はなし

左ハムハムストリングス(太もも裏)筋の

慢性的な張りと肩こり

ハムです。

腸腰筋です。

腸腰筋は大腰筋と腸骨筋の二つを合わせて腸腰筋といいます。

腸骨筋は骨盤と太腿の骨の付け根をつないでいます。

大腰筋は背骨の腰の部分と、太腿の骨の付け根をつないでおり、

両方とも腰や股関節の安定性にとても重要な筋肉です。

左腸腰筋と大腿四頭筋(太ももの筋肉)の筋力テストでやや低下。

左の太腿の骨がやや内旋(内ねじり)が動きすぎでした。

両足挙上テスト陽性(このテストが陽性の時は腰回りの安定性が欠如してます)

左回旋のバレリューテスト陽性(首の骨の横に椎骨動脈という重要な血管があり

奇形などで、この動脈に異常があればこのテストが陽性になり、頸部の刺激を

入れるときは十分に気をつけて対応しなければならない重要なテストです)

などが、目立った検査結果

左腸骨(骨盤の骨)、腰椎(背骨の腰の部分)、頚椎(首の骨)、

距骨(かかとと、脛の骨に挟まれた足の安定性に重要な骨)に

カイロ検査で陽性。

腰椎のアジャストで、筋力検査と両足挙上テストが陰性になりました、

これは支配神経の根本の圧迫を解放した為です。

もう一度検査し、立った状態での距骨が陽性でしたので、

矯正しハムストリングの張りが治ったため、その日は、終了しました。

バレリューは、問題なしに変化していた為、

次回再度検査のうえ、頚椎への対応を検討することとしました。

その後、練習でも左下肢をしっかり安定して使える為、ハムストリングだけの異常な張や、

回復しないことは少なくなったことから、継続してのトレーニングが可能となりました。

現在もコンディション維持の為二ヶ月に一回の定期的なセッションをしております。

その後の経過についてはまた。

このセッションでは、念密な検査と、的確なアジャストメント(治療)で、

機能回復(正常な働きに戻りました)を実感していただきました。

この記事で幾度となく筋力検査(テスト)を繰り返しておりますが、

神経の問題があると判断するには筋力テスト(左右や力の入りやすさをチェック)や

知覚(触った感じや痛みをはっきり感じるかなど)や腱反射テスト(アキレス腱などを

叩くと脳までいかずに背骨のところでUターンして反応が戻ってくる検査)などが

あります。神経の流れをレントゲンのように直接見ることはできないので

このような検査でどこにどのような問題があるのかを詳しく調べることで

必要で効果的なアジャストメント(矯正治療)のみを行うことができ

不必要で逆効果になるアジャストメント(矯正)をなくすことができます。

必要なアジャストメント(矯正)ができても不必要なアジャストメント(矯正)を

すれば全く意味のない逆効果の行動になります、治療ではありません。

ちゃんと検査して治療すればよくなります。

ちゃんと検査せず治療するということは、あてずっぽの行動で治療ではありません。

マッサージ等でなかなか結果が思わしくない方は、一度ご相談ください。

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